S.S.さん

化学実験のようなワクワク感と

業界成長への期待感

テクノ工業へ就職するきっかけは、アルマイト処理が「まるで化学の実験みたいだな」と興味を持ったことから。合同企業説明会に参加した際、現在の上司から使用する薬品や条件、さまざまな要因によって酸化皮膜の性能、見た目が変化するというアルマイト処理の原理を聞き、「こんな面白そうな仕事なら、楽しさとやりがいを感じながら働けるのでは⁈」という考えに至ったんです。個人的にいろいろと調べるうちに、社会インフラを支える半導体製造装置にもアルマイト処理を施した製品が使用されていることも知りました。AI化がさらに進んでいく現代において、半導体は必要不可欠なもの。今後の繁栄が期待できる点においても、興味を惹かれました。

逃げずにやる

それが成長への近道

毎日さまざまな製品が行き交う生産グループ。リピートの製品もあれば、見た目が似ているけど仕様が違ったり、穴の大きさが微妙に違うなど、その数は覚えきれないほどです。加えて、化学的要素の強い作業でもあるため、地道に経験と知識を積み重ねることが成長への一番の近道でした。逃げずに一つ一つこなすことで、できる作業も少しずつ増えていき、作業中の小さな違和感にも気付けるようになって、未然に不具合を防げるようにもなりました。最近では、身に着けた経験と知識から、作業をより安全に簡略化できないか多面的視点で考え、他部署間とも積極的に連携を図っています。個人間での交流も活発で、互いに協力し補い合う社内の一体感は、テクノ工業の魅力だと感じています。

付加価値を高め、

製品の品質を支える

ゼロからイチを生み出すような独自製品の製造ではなく、他社製品の‟付加価値を高める”ことがテクノ工業の仕事です。多様な産業を支える軽金属製品に合わせ、最適な表面加工を行うことで摩耗しにくくしたり、熱への耐性や強度を上げたりと付加価値が高まることで多くのお客様から信頼を得ています。そんなお客様の信頼を裏切らないためにも、品質の高さは重要なポイント。精密かつ繊細な製品の取り扱いには緊張感が走りますが、不具合なく流動した際の達成感は大きいですし、自身の仕事が製品の品質につながっているからこそ、責任とやりがいを感じます。今後も半導体製造装置の進化とともに、新しい製品は入荷し続けるでしょうから、日々の学習を継続して知識と技量を高めていきたいです。