T.K.さん

アルマイトって？

好奇心と興味の種が育つ

前職でも製造業の仕事をしていましたが、夜勤や休日出勤などの無理がたたってしまい、体調を崩すことがありました。違う業種への転職も頭をよぎりましたが、やはりものづくりが好きだったんですよね。気付けば、テクノ工業の門を叩いていました。普段の生活では知り得ようもない“アルマイト”という言葉の響きも興味をそそる一因でした。「一体何の会社なんだ？」「そもそもアルマイトって何？」初めは仕事の全体像がまったく想像できず、用語一つとってもかろうじて日本語だと理解できるくらい未知の世界。不安もありましたが、何事もやってみなければわからないですし、好奇心の赴くまま時飛び込んでみるのもいいかなって（笑）。

自分の仕事が

誰かの暮らしを支えている

入社当時は、生産現場でゼロからのスタート。飛び交う用語から作業まで、覚えることが膨大すぎて、とにかく大変でした。不器用さから苦手意識が芽生え、作業が難航することもありましたが、まずは目の前の作業をしっかり取り組もう！と必死に食らいついていたことを思い出します。試行錯誤を繰り返すうちに体や頭が慣れていき、できる作業もどんどん増えていきました。今でも特殊な仕事だと感じますが、実はアルマイトの技術が使われているものは、パソコンやスマートフォン、自動車、新幹線など、意外と身の回りにあるものばかり。「もしかしたら、あの人が使っているスマホに自分たちの仕事が関わっているかも…」なんて想像すると、挑戦しがいのある仕事だよなと改めて感じています。

知れば知るほど奥が深い

アルマイトの世界

新たに配属された営業技術グループは、お客様の生の声を直に聞くことができる貴重な部署。多種多様な情報がやり取りされるため、生産現場の時とは違った視点で仕事に向き合うことができ、初心に立ち返る良い機会となりました。汎用性に優れたものから意匠性に富んだもの、業種別の用途や素材、性能とアルマイトは知れば知るほど奥が深い世界です。お客様から寄せられる要望や疑問も広範囲に及び、幅広い知識と判断力が必要不可欠だと痛感しました。今の自分にできることを意識しつつ、生産現場で培ってきた経験を糧に、さらなる知識向上に向けて勉強中の毎日を送っています。資格取得も計画しており、意欲的にチャレンジする人を快く応援してくれる社内環境と上司には感謝しています。